家庭教師の探し方

いろいろな事情で、子どもに家庭教師をつけたいという相談を受けることがあります。

教えるということは、マンツーマンだから効率的であるわけではありません。

また問題の答えを教えることはたやすいのですが、問題の解き方を教えられるようになるために、たくさんの経験と研鑽が教える側には必要となります。

しかし、勉強をしてくれる随伴者の役割を求める場合には、ある効果は期待できます。

一般的には、大学生(学部生・院生)に頼むことになるのですが、家庭教師仲介業者や個別指導塾を介すると、人件費(学生さんの収入)の2倍程度の費用がかかります。

そこで手間ひまはかかりますが、低コストで適切な方法をお知らせします。

・「大学の学生課に委託する」

近隣の大学におもむき学生課を訪れます。

職員にその旨を伝えると所定の用紙がありますので住所、連絡先、曜日、科目、時給など記入します。

時給相場などは職員に尋ねると丁寧に教えていただけます。

すると募集を見た学生さんから「○○大学学生課の紹介ですが・・・」と連絡が入ります。

実際にその学生さんと面談し詳細をつめます。

お願いするかお断りするかは即答せず、後日の連絡で構いません。

相性のよい学生さんとの縁があるまで、何度も面談されてもよいでしょう。

後日、採用・不採用の報告は学生課へする必要はあります。


・「近所の不動産屋に尋ねる」

 初石駅周辺は、近隣大学の下宿アパートが多く集まっていて、全国各地からの学生さんが住んでいます。

毎年3月を過ぎると下宿探しに学生本人と親御さんが不動産屋巡りをしています。

仲介する不動産屋さんも、借り手として信用に足る人物なのかと、しっかりと観察しています。

ですので、「あそこのアパートを紹介した学生さんは、真面目で性格のいい子だ」などの情報をたくさんもっています。

また、ご家庭に学生さんが来て勉強を教えてもらうスペースがない場合は、

学生さんのアパートで教えてもらえないかの交渉も可能です。

 
以前でしたら、銀行の掲示板を利用する手がありましたが、掲示板の存在自体がなくなっているようです。

 

2018年11月25日