1月

  • 01月26日 いよいよ本格的に受験シーズンの到来です。
    第一志望の学校に入学できる子もいれば、力を出し切れず悔しい思いをする子もいます。
    本気で受験に取り組んだ子供は、失敗したとき声を出して泣くことができます。
    しかし、自分の人生のイベントである受験に対して、生半可な気持ちで通り過ぎた子供は、悔しい思いをするどころか、冷ややかな笑みを浮かべることもあります。
    自分の長所や短所、自分の夢、将来、そして自分支えてくれる家族などと真っ正面に向きあって下さい。

    01月27日 Nさんに受験に向けての面接の心得を話しました。
    歩き方やお辞儀の仕方、言葉遣いは身に付いています。
    助言は「自分をよく見せようと見栄を張らない」です。
    答えに詰まったり、むせても、気にしなくてもいいんです。
    ほんの何分かの問答で、その子の良さが表現できるわけではありません。

    01月28日 Fさんが、算数に自信を持ってきました。
    「じっくり考えれば、かならず自分には解ける」という自負も見られます。
    一人で教科書の先を読んで、新しい単元を勉強することにも、期待に胸をふくらませています。

    01月29日 休業です。

    01月30日 小6の子供には、算数や社会の進度に合わせて英語の授業をしています。
    アルファベットから始まって、ローマ字、基本的な単語、あいさつなどを学習して、最近では簡単な英作文を作れるようになった子供もいます。

    01月31日 新聞折り込みの案内を制作中です。
    背伸びをせず、誇張せず、そのままの塾の様子を伝えられればと思っています。
    子供たちもいろいろ意見を出してくれます。
    一番多いのは、「田中先生の写真を入れましょう」です。

    02月01日 L君は精神的に不安定な時期に来ているようです。
    何事にも集中できず、イライラしていて、食欲もないようです。
    いろいろな原因があるようですが、「規則正しい生活をする」ことがもっとも効果的な療法だと思います。

    02月02日 先月号の「先生」と言う言葉に「まずいきている」訓読をふりました。
    いくつかのご意見を承りました。
    学校の先生、ピアノの先生、そろばんの先生など、子供を取り巻く先生にいろいろな意見をお持ちのようでした。
    お話を伺い、地域に「まずいかされている」という感慨もひとしおです。 

    02月03日 「前置詞って何ですか?」とBさんが聞いてきました。
    「名詞や代名詞の前に置いて、時間や空間を表す品詞だよ。」と通り一遍の説明をしました。
    「何だかよくわかりません。」と不満そうでしたが、英語の学習で文法的な疑問出てくることが、Bさんの順調を表しています。

    02月04日 中学2年生の数学では、「確率」の単元を学習しています。
    問題を解くためのテクニックを教える以前に、D君は、トランプ自体の説明をしなくてなりません。
    「トランプは全部で何枚?」
    「スペードは赤なのか黒なの?」
    「絵札って何?」
    「エースはいくつ?」。
    さいころやトランプで遊んだことがない子供には、難しい単元です。

    02月05日 お休みです。

    02月06日千葉県立の特色化選抜の受験日でした。
    合否の判定を受けなければなりません。
    いずれの結果が待っていようとも、やるだけのことをやり遂げ、すがすがしい気持ちで受験してください。
    中1、2年の内申点(通知票)が大きな影響を与えますので、今や「受験は中3になってから」という時代ではありません。

    02月07日 もうすぐ春が来ます。
    新たな生活を歩む卒業生たちが、いろいろと連絡をくれる時期です。
    就職が決まったF君、一人暮らしを始めるSさん、海外主張を命じられたY君。
    それぞれの道で飛翔することを期待しています。

    02月08日 J君が突然、「先生、ゆとり教育ってなんですか?」。
    「塾の様子を見ればわかるはずでしょう」。
    「そうですね、ゆとりがありますね。」
    田中が考える「ゆとり」とは、習うべき事柄を、その子のスピードに合わせて、何度でも理解できるまで、あきらめず、時間をかけることです。
    この子には難しいからといって単元を省略することは、教える側の「たるみ」だと思います。

    02月09日 E君の数学と理科がぐんぐん伸びています。
    よく頭も回転しています。
    反面、暗記を必要とする科目は苦手なようです。
    その理由は自分にもわかっているはずです。
    まとめたり、覚えたりの作業をするために、めんどくさがらず、家庭学習の時間を設けてください。
    今のままでは、高校受験には通用しません。

    02月10日 田中先生を手伝うBより。
    「もうそろそろ卒業シーズンですね。
    中3の子は、もう高校が決まっている人、まだ受験が残っている人といるかと思います。
    これから受験の人達は最後まで頑張って下さい。
    また中学校生活はどうでしたか?
    高校生になると、行動範囲も広がり、友達も増えて、楽しいことがたくさんあると思いますが、高校は勉強するために行くので、しっかり目標をもって高校生活を送ってもらいたいと思います。
    私は、大学に進学しましたが、高3の時に、進路希望を出すのに、とても時間がかかってしまったので、まだまだ先の事と思わず、高校生活は驚くほどあっという間に過ぎていくので、頑張って下さい。」

    02月11日 祭日でしたが、平常授業行いました。 
    02月12日 休業でしたが、受験生何人かと補習をしました。

    02月13日 無意味な「詰め込み教育」は否定されるべきだとは思いますが、だからといって、「暗記」を一方的に悪と考えることは極端すぎます。
    本来、子供には「素直な知識欲」があり、知識を得ることに喜びを覚えます。
    その子の現時点での能力に合わせながら、上手にほめることによっての「暗記」する訓練は必要です。
    しかし、成長過程のある時期につまずくと「自分には覚えられない」という劣等感が生まれ、それを払拭するには膨大な時間とエネルギーを要します。

    02月14日 J君たちが、都道府県の名前を覚えています。
    何でもないようのことかも思われるかもしれませんが、県の位置や形など図形の認識力が必要なので、慣れないとなかなか暗記できません。
    時間はかかりますが、コツをつかんだJ君は、暗記できる自分に自信がついてきたようです。
    「暗記が苦手」だという子供は、個人差もありますが、適切な時期の適切な訓練を怠ってきたのだといえると思います。

    02月15日 読解の基礎力を判定するのに、「だから」「そのうえ」「しかし」など接続詞を選択する問題で試します。
    日頃の読書習慣がある子には、何でもないのですが、そうでは無い子には、文脈の理屈ではなかなか教えられない単元です。

    02月16日 小学校では、学年末のテストが行われています。
    Gさんが満点の算数のテストを見せてくれました。
    「先生、クラスで満点は少ないのですよ」
    Gさんと一緒に勉強を初めて2年たちます。
    苦手な算数克服できましたので、英語に取り組み始めています。

    02月17日 寛容な家庭もあるようですが、塾からの帰宅途中に寄り道をすることは、田中は厳禁すべきことだと考えています。
    何かありましたらご相談下さい。きつく叱りますし、以後その子にたいして時間の管理をします。

    02月18日 進路する高校が決まっている子には、「筆記体」のマスターを重視しています。
    今後の学習にとって大きな力になります。残念ながら現在の学習要領では割愛されています。

    02月19日 休業です。

    02月20日 受験間近のQさんの目元に軽いチィックが出てきました。
    緊張が過ぎ、落ち着いて家庭学習に集中できない子もいます。
    県立の一般入試に向かう子は、時期的に最後ですので、様々なプレッシャーにさいなまれます。

    02月21日 いくつかの合格の吉報をいただいています。
    Dさんは第一志望なので受験は終了です。
    これからは未習熟の単元の復習や高校の予習を行います。
    また、進学する学校でクラス替えテストなどの準備もしなければなりません。
    3月下旬を最後に、中3は田中塾を卒業となります。
    残り少ない時間で何をしてあげることができるかを考えています。

    02月22日 Mさんのお母さんと、授業のあとから面談をしました。
    高校受験を通じて、親子でのご家庭で様々な葛藤があったようです。
    泣き、笑い、争いながら、二人三脚で歩んで来られました。

    02月23日 明日から期末テストです。
    Fさんは準備に慣れて、効率よく勉強できるようになってきます。
    しかし、A君は、「先生、次は何をすればいいですか?」
    と相も変わらず、命令を与えられなければ動かないロボットのようです。
    素直さという長所を持っていますが、これからは、少しでも自分で判断できるようにして下さい。

    02月24日 S君が数学検定の3級に合格しました。
    この時期に合格するのはたいしたものです。
    器用な子ではありませんが、これまでの積み重ねの成果です。

    02月25日 中学生1,2年生は来週期末テストです。
    毎年3学期はテスト範囲が長いですし、難しい単元なので、学力の差が出ます。
    ある中学の社会のテストは、あらかじめ出題される問題と解答が配布されました。
    つまり、それを暗記できれば高得点を取れるはずなのです。
    また、他の教科についても、学校の授業に集中して、情報を集められる子供がよい結果を出しそうな気がします。